第14回 お家のカラーコーディネートを失敗しないために

家づくりをする時に、壁や床の色に迷われる方が多くいらっしゃいます。
注文住宅の大きな特徴は、ご自身で床や壁材などの内装を自由にアレンジできることです。
自分好みの内装や家具に囲まれた暮らしを想像するとワクワクしますね。

昨今SNSやネット上では家づくりに関する多くの情報が溢れています。
素敵な内装の情報も多く、「これもいい」「あれもいい」と詰め込みすぎて
騒がしい内装になってしまったり、他のお家と比べ「これでよかったのかな・・」と
頭を悩ませてしまったり・・・

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大切なお家づくりだからこそ、後悔しないための2つのポイントについて
お伝えしていきたいと思います。

1つ目のポイント
≪家全体のイメージを決める≫

まず暮らしたいお家の雰囲気やイメージがぶれないように
ある程度テイストを固めることが大切です。

<主なお部屋イメージの例>
●ナチュラルスタイル
 自然の風合いを活かし、部屋全体を白やベージュを基調とした
 明るめの色でコーディネートし、くつろぎ感のあるスタイル

●モダンスタイル
 現代的な無機質かつ直線的なインテリアをコーディネートし、
 洗練されたイメージを演出するスタイル
 
●インダストリアルスタイル
 コンクリートや金属などの無機質なアイテムを多様、素材そのものが持つ
 無骨で無作為のカッコよさを味わうスタイル
 
●シャビーシックスタイル
 ホワイトをベースに少しグレーかかったような淡く優しい色を使用し、
 使用感のあるアンティーク加工、エイジング加工をすることで使用感を出すスタイル

上記以外にも、様々なスタイルがあります。
ぜひご家族の好きなスタイルを探してみてはいかがしょうか。


2つ目のポイント
≪ベースカラーを決める≫

部屋のイメージを決めたら、次にベースカラーを選択していきます。
ベースカラーとは、壁や床といった大きな面積を占めるものの色のことです。

リビングダイニングや水まわり、寝室など、空間の役割によって
カラーコーディネートの考え方は変わります。
今回は、リビングダイニングと寝室について検討してみましょう。

■リビングダイニング
 1つ目のポイントでお伝えしたスタイルが固まっていれば、
 必然的に選ぶベースカラーが決まってきます。
 例えば、ナチュラルスタイルだとウォルナットのような重厚感のある濃い色の床材より
 メープルのような明るい色の床材の方がよりナチュラルな雰囲気に仕上がります。
 反対に、モダンスタイルがお好きな方はウォルナットのような濃い色の床材もオススメです。
 但し、家全体の雰囲気にばかり囚われず、メンテナンスのしやすさなど
 実際に暮らした後のことを想像しながら検討することが非常に大切です。

■寝室
 寝室は1日の疲れを取る、リラックスできる空間にしたいものですね。
 刺激が強いカラーは眠りを妨げる恐れがあるため、穏やかなカラーや
 落ち着きのある暗めのカラーで統一させることがポイントです。
 赤色は交感神経を刺激し、脳が活発になることから、
 寝室のベースカラーとしては避けた方がいいと言われています。
 赤色が好きな方は小物をアクセントとして使うなど、上手に取り入れましょう。


以上、お部屋のイメージ・ベースカラーをお伝えしましたが、お部屋の空間づくりは
インテリアや小物・照明など、こだわるポイントが多岐に渡ります。
カラーコーディネートには「絶対にこうしなければならない」といったルールはありません。
正解がないからこそ、自分たちの理想の暮らしを叶えるトータルコーディネートを
見つけていただければと思います。

空間×工務店にはインテリアの資格保有者やコーディネーターも
在籍しておりますので、家づくりの際にはいつでもご相談に乗らせていただきます。
ぜひ、お気軽にご連絡くださいね♪


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