第16回 防犯対策で、狙われにくい住まいづくり
昨今、空き巣や居空きなどの侵入窃盗が増加傾向にあると言われています。
警察庁のデータによると、2019年、住宅を対象とした侵入窃盗被害件数は、28,936件にものぼりました。
これは1日あたりに換算すると約79件もの住宅窃盗被害が発生していることになります。
また、侵入窃盗の発生場所別認知件数は、一戸建住宅が43.9%と最も多くなっています。
家族みんなが安心・安全に暮らすために、防犯対策の強化として具体的に
どのようなことができるのか、今回はご紹介していきたいと思います。
○センサー付き照明とタイマーの活用
センサー付き照明とタイマー機能の活用についてご紹介します。
まず、明るい照明は警戒されるため不審者を寄せ付けにくいです。
家の周囲や玄関、庭などにセンサーライトを設置することで、
人等を検知した際照明が点灯し、不審者の侵入を防ぐことができます。
製品によっては警告のためのフラッシュ光機能搭載の照明もありますので、
新築住宅の照明計画の際はぜひいろいろな製品を見比べてみてください。
また、外出時にはタイマースイッチを活用しましょう。
定期的に照明を点灯させることにより、在宅しているような印象を与え、
家の防犯効果を高めることができます。
○鍵とドアのセキュリティ強化
次に、鍵とドアのセキュリティ強化についてご説明します。
防犯対策の基本ともいえる戸締り。侵入窃盗の役6割は
空き巣と言われています。
施錠をしっかりとすることで犯罪に巻き込まれるリスクを
グッと減らすことができます。
現在多くご採用頂いているスマートキーの玄関ドアであれば、オートロック機能のため
施錠を忘れるという心配がなくなります。
また、スマートキータイプの玄関ドアは鍵穴が見えない仕様のものが多いため
ピッキング対策にも効果的と言われています。
次に、頑丈な鍵の取り付けの重要性について。
特に玄関や勝手口など、侵入しやすい箇所には防犯性の高い鍵を選ぶことをお勧めします。
また、ドアや窓の補強には、防犯フィルムや補助錠の取り付けなども効果的です。
これらの対策により、不審者からの侵入を防止することができます。
○監視カメラとセキュリティシステム
さらに、監視カメラとセキュリティシステムの
活用についてお話しします。
近年では、高性能な監視カメラや
セキュリティシステムが普及してきました。
家の周囲や重要な出入り口に監視カメラを設置することで、
24時間体制での監視を行うことができます。
また、セキュリティシステムにはセンサーやアラームなどが組み合わされており、
不審な動きがあった場合抜群の効果を発揮します。
しかし、実際にこれらのシステムを導入するのは少しハードルが高いイメージがありますよね。
そういった方には"ダミー型の監視カメラ"もオススメです。
録画機能はありませんが、抑止力としては効果的だと言えます。
ただし、万が一のことを考えるとやはり、本物の監視カメラや
セキュリティシステムを導入することをオススメいたします。
○近隣との協力と防犯活動の参加
最後に、近隣との協力と防犯活動の参加についてご紹介します。
個人的には、最も重要ではないかと思うポイントです。
日頃から地域の防犯パトロールなどの活動に参加することで、より安全な環境を築くことができます。
また、ご近所との連携を図り、不審な人物や出来事について情報を共有することで、
犯罪の予防や地域全体としての防犯意識を高めることができます。
このように日頃からご近所の方と交流しお互いを認識することで、
いざという時に助け合うことができます。
まだまだ防犯対策を考え出すときりがありませんが、
これらの対策を組み合わせることで、
より安全な居住環境を実現することができますので、
できることから少しづつ取り入れていきましょう。
空間×工務店ではこの他にも様々な防犯対策のご提案や導入支援も行っております。
安心して快適な住まいづくりをサポートするために、
いつでもお気軽にご相談ください。
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