第31回「家電の寿命と計画的な買い替え資金の重要性」
新年明けましておめでとうございます!本年も住まいについてのお役に立てる情報を
お届けしますので、どうぞよろしくお願いいたします!
今回は「家電の寿命と計画的な買い換えのすすめ」についてお話します。
新築への引っ越しを機に、家電を新調したり買い替えたりする方は多いですよね。
しかし、家電には寿命があり、約10年を目安に買い替えが必要となることをご存じでしょうか?
以下は、主要な家電の平均的な価格と寿命の目安です。
家電 平均価格 (円) 寿命の目安
冷蔵庫 30,000~200,000 約10~15年
洗濯機 30,000~150,000 約8~12年
食洗機 40,000~150,000 約9~12年
エアコン 50,000~200,000 約10~15年
電子レンジ 10,000~50,000 約7~10年
掃除機 10,000~100,000 約8~12年
テレビ 30,000~300,000以上 約8~10年
これらの家電を同時期に揃えた場合、10年後には約70万円以上の買い替え費用が
必要になる可能性があります。
そのため、新居に家電を一括で購入された方には、月々5,000円程度を家電の買い替え資金として積み立てておくことをおすすめします。
家電を長持ちさせるポイント
家電の寿命は使用環境やメンテナンス次第で延ばすことができます。以下の方法を取り入れてみてください
1.定期的な清掃を心がける
日頃使用する冷蔵庫のフィルターやエアコンのフィルターを清掃するだけで効率が向上して、その分寿命も長くなります。
2.過剰な使用を避ける
洗濯機や電子レンジは、連続で使いすぎると負荷がかかり、故障の原因になります。適切な休憩時間を挟むことを心がけましょう。
3.取扱説明書を参考に適切に使用する
冷蔵庫を壁から少し離して設置することで放熱効果が向上したり、エアコンの設定温度を適切に保つことで余計な負担を軽減したりできます。
買い替えのタイミングを逃さないために
家電の寿命が近づくと、以下のようなサインが現れることがあります:
•電気代が急に増加:冷蔵庫やエアコンが効率低下している可能性があります。
•動作音が大きくなる:モーターやコンプレッサーの故障が考えられます。
•操作性の低下や機能の不具合:使用頻度に応じて劣化しているかもしれません。
これらの兆候を見逃さず、早めに対応することで急な出費を防ぐことができます。
家電は私たちの生活を支える大切な存在です。計画的な買い替え資金の準備と日々のメンテナンスを行い、快適な暮らしを長く保ちましょう!